🏋️ 種目ライブラリ解説
1,264種目は、
どう分類されているのか。
PIYOGYMカルテの種目ライブラリは、ただ数を集めただけではありません。筋トレは部位別に、ピラティスは指導流派別に、ヨガはポーズの系統別に整理し、悩みや目的から迷わずたどり着けるよう設計しています。今回はその分類の中身を、種目数とあわせて公開します。
更新日:2026年8月|執筆:長谷川洋佑(現役パーソナルトレーナー)
OVERVIEW
まずは全体像から
PIYOGYMカルテの種目ライブラリは、現時点で1,264種目を収録しています。内訳は下記の通りです。この記事では、特にお問い合わせの多い「筋トレ(ウェイトトレーニング)」「ピラティス」「ヨガ」の3ジャンルについて、それぞれの分類方法を詳しく掘り下げます。
| ジャンル | 種目数 |
| 💪 筋トレ(ウェイトトレーニング) | 253 |
| 🧘 ピラティス | 244 |
| 🌿 ヨガ | 195 |
| 🤸 ストレッチ | 216 |
| 🏥 整形外科テスト・運動療法 | 194 |
| ➕ その他 | 162 |
| 合計 | 1,264 |
※ 種目は順次追加しています。最新の収録数はツール内の種目ライブラリでご確認ください。
MULTI-TAG SEARCH
「1つの分類」だけでなく複数タグの掛け合わせで絞り込める
ここから先で紹介する「筋トレ=部位」「ピラティス=流派」「ヨガ=ポーズの系統」は、あくまでそれぞれのジャンルにおける“メインの分類軸”です。実際には1つの種目に対して、難易度・お悩み(症状)・使用器具・関節動作など、複数の軸のタグが同時に付与されています。ツール内の種目ライブラリでは、これらを掛け合わせて絞り込めるため、条件を重ねるほど狙った種目にすぐたどり着けます。
肩
+
初級
+
自重
→
候補が数種目まで絞り込まれる
各ジャンルの解説の中でも、メインの分類にあわせて「他にどんな軸で絞り込めるか」を具体的な種目数とともに紹介します。
STRENGTH TRAINING
筋トレ253種目は「部位」で分類
筋トレ種目は、現場でトレーナーが「今日はどの部位を鍛えるか」から種目を組み立てることが多いため、メインターゲットとなる部位を軸に分類しています。全身を使うコンパウンド系種目が最も多く、続いてもも前・肩・おしりが同程度の割合を占める構成です。
🔥 全身43種目
クリーン、ジャンプスクワット、バーピーなど複数の関節・筋群を同時に使うコンパウンド種目。心肺機能の向上や運動効率の高さが魅力です。
🦵 もも前(大腿四頭筋)29種目
スクワット系・レッグエクステンションなど、大腿四頭筋にアプローチする種目。歩行・立ち座り動作の土台になります。
💪 肩28種目
ショルダープレス・サイドレイズなど三角筋を中心にアプローチ。巻き肩・肩こりの改善指導でもよく使われます。
🍑 おしり(大臀筋)28種目
ヒップスラスト・グルートブリッジなど大臀筋にフォーカス。反り腰・姿勢改善の指導でも頻出の部位です。
💪 腕26種目
アームカール・トライセプスエクステンションなど、上腕二頭筋・三頭筋を中心に鍛える種目です。
🔙 背中26種目
ラットプルダウン・ローイングなど広背筋・僧帽筋にアプローチ。猫背改善の指導にも活用される部位です。
🎯 お腹(腹筋)21種目
クランチ・プランクなど腹直筋・体幹の安定性にアプローチする種目。ぽっこりお腹の改善にもつながります。
🫀 胸19種目
ベンチプレス・プッシュアップなど、大胸筋にアプローチする種目です。
🦵 もも裏(ハムストリングス)16種目
レッグカール・ヒップヒンジ系などハムストリングスにアプローチ。柔軟性・筋力は腰痛予防にも直結します。
🦵 内もも(内転筋)8種目
アダクションなど内転筋群にアプローチする種目。O脚・X脚の指導でも使われます。
🦶 ふくらはぎ7種目
カーフレイズなど下腿三頭筋にアプローチ。むくみ・偏平足の指導でも活用される部位です。
※ このほか、下半身を複合的に使う種目・腰にピンポイントでアプローチする種目がそれぞれ1種目ずつあります(合計253種目)。
🔎 部位だけでなく、こんな軸でも絞り込めます
お悩み・気になる症状
腰痛 45
肩痛 44
ひざ痛 33
猫背 24
ぽっこりお腹 16
肩こり 14
巻き肩 13
O脚 10
X脚 7
偏平足 7
使用器具
バーベル 57
自重(器具なし) 56
その他マシン 43
ダンベル 33
ケーブルマシン 25
ケトルベル 19
バンド・チューブ 12
スミスマシン 7
バランスボール 1
※ これらは部位のタグと重複して付与されており、「肩」×「初級」×「自重」のように条件を重ねて絞り込むことができます。
PILATES
ピラティス244種目は「流派」で分類
ピラティスは器具ではなく、指導理論・体系(流派)ごとに種目を整理しています。同じ「ロールアップ」でも流派によって指導のポイントが異なるため、ご自身が学んだ流派・資格に沿って種目を検索できるようにしているのが特徴です。
📜 クラシカル183種目
ジョセフ・ピラティス氏考案の原型に近い伝統的メソッド。マット・リフォーマー・キャデラック・タワー・チェアなど各種器具に幅広く対応しています。
🧬 PHI Pilates22種目
機能解剖学・バイオメカニクスに基づいた現代的アプローチ。姿勢改善やリハビリ的な視点を重視するのが特徴です。
🦴 STOTT Pilates21種目
脊柱のニュートラルポジションを重視した、解剖学的知見をベースにするメソッド。安全性と再現性の高さで知られています。
🧩 BASI Pilates18種目
「ブロックシステム」と呼ばれる体系的な指導フローが特徴。マット・リフォーマーそれぞれ12ブロック構成で、指導者資格でも広く採用されています。
🔎 流派だけでなく、こんな軸でも絞り込めます
使用器具
マット 97
リフォーマー 64
キャデラック 19
バレル 16
チェア 12
お悩み・気になる症状
反り腰 116
ぽっこりお腹 106
腰痛 101
巻き肩 86
股関節痛 53
肩こり 44
肩痛 44
部位
お腹(腹筋) 74
背中 59
肩 41
おしり 34
股関節 23
内もも 19
※ 流派のタグと重複して付与されており、「クラシカル」×「リフォーマー」×「反り腰」のように、学んだ流派と現場の設備・お悩みを掛け合わせて種目を探せます。
それぞれの流派の詳しい特徴や、BASIブロックシステムの構成については、以下の記事で詳しく解説しています。
YOGA
ヨガ195種目は「ポーズの系統」で分類
ヨガはピラティスのような流派の違いよりも、「どんな体の動かし方・目的のポーズか」で探されることが多いため、体の動作パターンを軸にした9系統で分類しています。太陽礼拝のようなシークエンスや、症状・目的別に組んだプログラムも独立した系統としてまとめています。
🔁 フロー・シークエンス/目的別35種目
太陽礼拝・ヴィンヤサなど一連の流れで行うシークエンスと、「不眠改善」「生理痛緩和」「更年期」など目的別プログラム、チェアヨガ・アクロヨガなどの特別な形式を含みます。
🦅 バランス・逆転系31種目
鷹のポーズ・カラスのポーズなどの片脚・アームバランス系と、ヘッドスタンドなどの倒立系。体幹の安定と集中力を高めます。
🕯️ リストラティブ・陰ヨガ24種目
ボルスターなどの道具を使い、ポーズを長時間キープして深部の筋膜・関節にアプローチ。自律神経を整えたい方向けです。
🐫 後屈系23種目
ラクダのポーズ、上向きの弓のポーズなど、胸を開き背骨をしなやかに保つ種目群。猫背・巻き肩の改善にもつながります。
💨 呼吸法・瞑想23種目
ウジャイ呼吸・片鼻呼吸などのプラーナヤーマ(調気法)と、ボディスキャン・マントラ瞑想などのマインドフルネス系種目です。
🧍 立位のポーズ20種目
戦士のポーズ、三角のポーズなど、下半身の安定と全身のアライメントを整える基本ポーズ群です。
🙇 前屈系16種目
座位前屈、頭を膝につけるポーズなど、もも裏・背中の柔軟性を高める種目です。
🧘 座位・仰向けのポーズ14種目
牛面のポーズ、蝶のポーズなど、股関節まわりの柔軟性や骨盤の安定にアプローチする種目です。
🌀 ねじり系9種目
マリーチアーサナ、半分の魚の王のポーズなど、脊柱の回旋可動域と内臓機能へアプローチする種目です。
🔎 ポーズの系統だけでなく、こんな軸でも絞り込めます
部位・アプローチ
背中 37
体幹 36
おしり 33
もも裏 31
肩甲骨安定 29
股関節外旋 17
目的・お悩み
柔軟性 8
肩痛 7
肩こり 6
巻き肩 5
リラクゼーション 3
シニア 3
※ ポーズの系統と重複して付与されており、「後屈系」×「中級」×「背中」のように、ポーズのタイプと難易度・アプローチ部位を掛け合わせて種目を探せます。
OTHERS
ストレッチ・整形外科テスト系も収録
今回詳しく紹介した3ジャンル以外にも、ストレッチ(216種目)、整形外科テスト・運動療法(194種目)、その他(162種目)を収録しています。整形外科テスト・運動療法は、苦手なトレーナーの多い「症状別のコレクティブエクササイズ・評価テスト」を中心にまとめたカテゴリで、こちらも今後さらに掘り下げた記事を予定しています。
DEVELOPER'S NOTE
なぜここまで分類にこだわるか
現役パーソナルトレーナー・開発者より
種目数を増やすだけなら簡単ですが、それでは「探せない種目ライブラリ」になってしまいます。現場のトレーナーは、セッション中に「このお客様の膝の状態なら、どのバーベル種目を外すべきか」「ピラティスの資格で習った流派に近い種目はどれか」を瞬時に判断する必要があります。
だからこそPIYOGYMカルテでは、器具・流派・ポーズの系統といった「現場で実際に検索軸として使われる分類」にこだわって種目を整理しています。今回ご紹介した分類は、種目追加・見直しのたびに実際に使っている考え方そのものです。
長谷川洋佑 / PIYOGYM
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